こんにちは。
キャリアコンサルタント　西村名津子です。
簡単に自己紹介をさせていただきます。

新卒から１８年半、金融関係の企業で働き、ジョブローテーションにより様々な部署を経験。
その間にキャリアコンサルタントの資格を取得し退社、その後大学のキャリアセンターで働いている、キャリコンとしてはまだまだヒヨコですが、特に「仕事と育児の両立」については強い思いがあります！

始めに勤めた企業はいわゆる大企業で、部署を変わる度、これまでの経験が通用せず苦しい思いをしましたが、周りとのコミュニケーションを大切にしながらその都度自分ができることに取り組みました。

社内で「育児部分休業を活用しながら役職者に昇格した、エリア内で初めての社員」として、後輩が長く働けるような土台作りを行い、今はそれが当たり前になったことは、退職した身ではありますが嬉しく思います。

大学のキャリアセンターでは、ジョブローテーションの経験を元に、就職先に悩む学生に寄り添い、自律的な職業選択を支援してまいりました。

企業で勤めて感じたことは、仕事と育児の両立については、まだまだ男性社員は他人事気分の方が多いことです。
3年ほどダイバーシティ担当として会社内でセミナーやフォーラムを企画実施し、また自身も妊娠、出産、育休復帰と経験する中で、特に４０代以上の管理職の方にそれを強く感じました。

両立支援制度は整っていた会社ですが、「男性が子どもの看護休暇を取るなんて…」という発言を聞いたり、悪気はなくても、連日残業で残っている男性社員をほめる発言がある会社でした。

キャリアコンサルタントとしての私にできることは、自分自身の経験や、自己研鑽で取得した「育休後アドバイザー」の資格も活かしながら、仕事と育児を両立する女性に向けた個別相談に乗ったり、情報発信ができればと考えています。「変えられるのは自分と未来」だと思います！

これからの世代は、「男性も女性も」「仕事も育児も両立」して、それぞれがキャリアをあきらめることなく豊かな人生を送れるようになることを、願ってやみません。

コラム著者

西村 名津子

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