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2023.04.07 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 郡山 かおりさん

澤田

今回は、Office KAORI 代表の郡山 かおりさんのインタビューをお届けいたします。
体調を崩されたことをきっかけに、ご自身の生き方や働き方について考えるようになり、キャリアコンサルタントになった郡山さんにインタビューをいたしました。

ご自身の経験や学びを活かし学生のキャリア支援、起業副業支援、そしてHSPのキャリア支援の内容や活動への思いをお話頂きました。今後の目標についてもお話を伺い、キャリコンとして多くの気づきを頂け、とても参考になるお話ばかりです。

お話を伺う中で、更に詳しく質問をさせて頂き、下記記事に掲載しきれない郡山さんの熱い思いをお話頂きました。
それらを含めたインタビューの全貌をきゃりぽ公式Youtubeチャンネルにて公開しておりますので、是非ご覧ください!

これまでのキャリアとキャリコンになったきっかけを教えてください。

大学では建築学を学び、建設業に18年間従事。
建築士やインテリアコーディネーターとしてハウスメーカー等で働いてきました。

30代で関節リウマチに罹患。子供が4歳の時でした。
身体の関節が変形したり、こわばりが酷かったり、朝は特に身体が思い通りに動かない辛さを感じながらも大好きな仕事を続けてきました。

そしてある朝、左耳が聞こえないことに気づき突発性難聴になりました。
その出来事を機に、自分自身の生き方や働き方について考えるようになりました。

子育てと仕事、治療と仕事。様々な両立の中で私自身は週5日、朝から夜まで働くことに限界を感じ、フリーランスのインテリアコーディネーターとして独立しました。

様々な両立の中でも、自分らしく働きたい。と考え興味がある学びを積極的に深めて参りました。
その中でも、インテリアの仕事にいかせると感じていたカラー(色彩心理)や空間を演出することやメディカル的にも使用できるアロマ(芳香)。

そして、子育てや仕事の人間関係にいかせると感じたアドラー心理学にハマっていきました(笑)
その学びの過程で、素敵なキャリアコンサルタントに出逢いました。

自身の経験や学びの全てをご自身のキャリアとして築く姿に憧れ、私もなりたい!と思い、キャリアコンサルタントを目指しました。

キャリコンとしての活動領域について教えてください。またどのような思いをもってお仕事をしておられますか?

現在大きく3つの軸を持って活動しています。まず1つ目に学生のキャリア支援です。

高校では、建築士やインテリアコーディネーターを目指す学生に職業講話をしています。
また、キャリア授業の中では、自己理解を始め志望理由書の書き方、求人票の見方、進学就職のための模擬面接を担当しています。

大学生のキャリア支援としては、インターンシップ前後のキャリア面談を担当しています。
目的を持って大学に入学している工学部の学生に、どのような仕事に就きたいのかどのような経験をすれば自信を持って社会にでられるのかを事前面談でヒアリングし、インターンシップ後には就職活動にいかせるような自分の強みや価値をインターン経験の中から共に言語化するお手伝いをしています。

2つ目は、起業副業支援のためのキャリアコンサルタントをしています。
なぜ起業副業したいと思ったのか、自身の強みや経験をどのようにいかしたいのか、毎月キャリア面談しながら一年間伴走し、自分らしい起業副業を作り出すための支援をしています。

3つ目にHSP(Highly Sensitive Person:ハイリー・センシティブ・パーソン)のキャリア支援をしています。

キャリコンとしてのお仕事の獲得方法を教えてください。

私自身が就労支援、人材業界未経験からいきなりフリーランスのキャリアコンサルタントになりました。

どのように仕事を探し、営業すればよいのかわかりませんでした。
週5日働くことは難しく、経験もないため一般的な求人からの応募は諦めていました。

そこで、キャリアコンサルタント養成講座で出逢った方に「私で出来ることがあれば声をかけて欲しい」「おすすめの講座があれば教えて欲しい」と伝えていました。

気になる学びには積極的に参加し、横の繋がりを持ちました。
何か少しでもキャリアコンサルタントの経験が積めればと考えていました。

その繋がりから、初めて頂いた仕事が「建築士やインテリアコーディネーターを目指す高校生への職業講話」でした。
夢を持って頑張る彼らに私の経験を伝えることの楽しさに気づき、そこから高校で出来るキャリア授業を増やしていきました。

仕事を頂きながら学びも同時進行で行っていきました。
高校での実績が出来たことから大学生のキャリア支援の仕事にも繋がっていきました。

また、日々の学びや仕事のことをFacebookに綴っているのですが、それを温かく見守ってくださる先輩キャリコンさんから、様々な仕事に繋がるきっかけを沢山頂いています。それが私の営業スタイルなのかもしれません。

キャリコンとして苦労したこと、大変だったことをお聞かせください。

未経験からキャリアコンサルタントになったので、養成講座で学んだことだけでは知識も経験も不十分でした。
そこで、頂いた仕事をきっかけに今学ぶことが具体的に見えてくるので、その時々一生懸命に向き合うべき課題について学んでいきました。

知識をつけて、実際の仕事を通すことで経験値を増やしながらキャリアを築いていきました。
その過程を苦労と思ったことはありません。

しかし、こうして振り返ってみると、キャリアコンサルタントとしての自信のなさを埋めるために学び経験していくことが成長に繋がっていったのだと思います。

高校生が授業中に寝ていると、もっと興味が持てる授業にしよう!もっと関わり合える内容にしよう!と工夫することで授業内容も変化していきました。

また、大変だったことは、周りが素敵な人が多いということです。こんな世界に身を置ける今がとても幸せです。
リスペクト出来る人にしか出逢わない、私もそうなりたい。そういうこともしてみたい。追いかけたい。そう思える人が沢山いることは幸せでもあり、大変だとも思います(笑)

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今後の目標を教えてください。

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