今回は、初めての試みとして、株式会社パレットリンク 業務管理部所属でキャリアコンサルタントとしても活躍されている、澤田 有賀里さんにインタビューをさせていただきました。
澤田さんが、キャリアコンサルタントになろうと思ったきっかけや、キャリアコンサルタントとしての活動について、そしてこれからどのように活かしていきたいかを、じっくりとお話を聞かせていただきました。
まずは、キャリコンになる前の業務経歴を教えてください。
人材サービス業界で約10年間人材派遣および人材紹介のコーディネーター、営業をしていました。
人材派遣は20~40代の女性が、人材紹介は比較的男性の求職者が多かったので、いろいろな方のお話を聴くことができました。
また求職者の方の人生に関わるという大きな責任を感じると同時にやりがいも感じていました。
資格を取ろうと思ったきっかけはなんでしたか?
前職を退職後、これからのことを考える中で前職の先輩からCDAが国家資格になるという話を聞き、興味を持ちました。
その後、日本マンパワーの養成講座の説明会に参加しました。
キャリコン資格を取るための勉強方法は?
人事系の仕事の経験があり既に受験資格はありましたが、せっかくならばとマンパワーのキャリアコンサルタント養成講座に通いました。
養成講座終了後は、養成講座でのクラスメイトと集まって実技(ロールプレイと論述)の勉強をしました。
また、SNSを使って学科の勉強方法についての情報交換をしたりしました。
とてもクラスメイトに恵まれていたと思います。
現在、キャリコンとしてどんな活動をしていますか?
これまでの経験としてお伝えすると、大学の就職センターでの就職相談、就活生向けのグループディスカッションとグループ面接対応講座の講師、大手企業の採用代行です。
現在は、職業訓練校で就職支援の講師をしています。また11月から社内でキャリア推進室を設置しますので、キャリアコンサルティングをする予定です。
キャリコンの業務で苦労したことはありますか?
講師のお仕事は未経験でしたので、当初はとても緊張しました。
それに加えてまず何を話したらいいのか、授業の進め方など分からないことばかりでした。
その苦労をどのように克服しましたか?
セミナー講師に関する本を読んだり、有名な先生などの動画を見て研究しました。
それ以外に講師のお仕事をしているキャリアコンサルタントの先輩にお願いして録音させてもらい、言葉の選び方や言い回し、受講生とのコミュニケーションの取り方など丁寧に指導してもらうことで少しずつ前に進めたと思います。
そして何度も練習をしました。