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2020.01.10 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 唯吉 久美子さん

澤田

今回は、社会保険労務士事務所 ただよしアシストの唯吉 久美子さんにインタビューをさせていただきました。

キャリアコンサルタント、そして社会保険労務士としてもご活躍されている唯吉さんに、主に企業領域で活躍するキャリコンサルタントとしての思いをお話頂きました 。

キャリコンになるまでの経歴を教えてください。

新卒で入社した会社で、経理を担当していましたが、結婚・出産などの理由で退職しました。
職場復帰するとき、将来的に税理士を目指していきたいという気持ちがありましたが、いろいろなご縁があり、企業の人事担当者に転向することにしました。

従業員へのヒアリングを重ね離職者防止に向けた人事制度の見直しに力を注ぎましたが、子育てとの両立に限界を感じたため、現在はフリーランスとして活動しています。

子育てとの両立に限界を感じたのは、管理職は長時間労働をしなければならないという風土があり、またキャリアアップのためには転勤を経験しなければならず単身赴任となる可能性が高いため家族との時間が犠牲になると感じたからです。

国家資格キャリアコンサルタントを取ろうと思ったきっかけは何ですか?

最終目標としてフリーランスになることを目指していて、人事として活かせる、「国家資格」を探しているときに、キャリアコンサルタントの資格を知り、助成金制度もあったのでチャレンジすることにしました。

キャリコンの資格を取得後、さらにスキルアップをするために社労士の資格も取得しました。
勤務していた社労士事務所の顧問先に対し、助成金を活用しながらセルフ・キャリアドック制度導入を提案するために資格を取得しました。

従業員が目標を持って主体的に働くことで人材定着や生産性向上が見込める、というソフト面の整備が目的でしたが、目的達成のためには職場環境や人事制度などのハード面の整備も必要だと思い社労士にチャレンジしました。

独立したきっかけを教えてください。

女性がキャリアと子育てを両立するのはとても難しいことを私自身が実感しました。
子供のために時間を有効活用していきたいと思い、独立を決意しました。

今後、結婚・出産したいと考えている従業員の方に対して、会社として働きかけることで、同じような環境の女性の方に働きやすくなってくれたらいいなと思います。

澤田

そういった働きかけ大事ですよね!
男性もないわけではないですが、女性は自分の体に変化が起きるので、どうしようかなと悩んでしまうと思うので、大学生の頃から女性のキャリアについての話をしてあげた方がいいと思います。

唯吉:いいと思います!若い頃から将来の道筋を立てておいた方が絶対いいですよね!

澤田

選択肢として先輩の話を聞いたりして、自分の選択肢を増やしていってもらいたいですね。

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