キャリアコンサルタントのための
マッチング・ポータルサイト
きゃりぽ

キャリアコンサルタントのためのマッチング・ポータルサイト
きゃりぽ

2019.06.04 試験

更新:

キャリアコンサルタントになるためには

皆さん、こんにちは。
株式会社パレットリンク キャリアコンサルタントの澤田 有賀里です。

今回から4回に分けてキャリアコンサルタントを目指す方に向けた内容をお送りしようと思います。
1回目は、「キャリアコンサルタントになるためには」をテーマにしたいと思います。

  1. キャリアコンサルタントになるためには
  2. 面接試験の合格基準と試験対策
  3. 面接試験当日のマル秘テクニック
  4. 教育訓練給付金について

以前お伝えしたように、キャリアコンサルタントは、職業能力開発促進法に規定された国家資格で、名称独占資格です。
キャリアコンサルタントになるためには、受験資格を得て試験を受け、合格後、キャリアコンサルタント名簿に登録して初めて、キャリアコンサルタントを名乗ることができます。

では、まず受験資格と試験について詳しく見ていきましょう。

受験資格は?

キャリアコンサルタント試験の受験資格は、①~④のいずれかを満たした場合に与えられます。

①厚生労働大臣認定の講習課程を修了

②労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験者

③技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験の合格者

④ ①~③と同等以上の能力を有する者

①の厚生労働大臣が認定する講習(平成31年4月1日現在)は、21あり開催時期、開催場所、実施形態、料金が異なります。
詳細は、各講習のホームページを確認し、自分に合った講習を選びます。
事前説明会を開催している場合もありますので、しっかりと説明を聞いたうえで、選択するのが良いかもしれません。

出典厚生労働大臣が認定する講習

試験内容について

試験は、学科試験と実技試験があり、実技試験は論述と面接に分かれており、学科試験と実技試験(論述)は同日、実技試験(面接)は一週間~二週間後に実施されます。

次回第12回は、学科試験と実技試験(論述)が2019年7月7日(日)、
実技試験(面接)は2019年7月13日(土)、14(日)、20日(土)、21日(日)の予定です。
※登録試験機関により異なります。

試験実施機関は、厚生労働大臣が登録した特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会、
特定非営利活動法人日本キャリア開発協会の2機関(平成28年4月1日現在)があります。

そして試験科目は、以下の5つです。
・職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
・キャリアコンサルティングの理論に関する科目
・キャリアコンサルティングの実務に関する科目
・キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
・キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目

試験範囲に含まれる時事的問題、法令等について、キャリアコンサルティングに関連するものとして知っておくべき知識・情報については、出題される可能性があります。
2019年度の試験問題の解答は、2019年4月1日時点で既に施行されている(法令の効力が発生している)法令等に基づいて行います。

NEXT :
出題形式

きゃりぽのコンテンツ