今回は、某インフラ企業にお勤めで、ボランティアでセミナー講師などお仕事をされている玉木 健二さんからコラムをご寄稿頂きましたので、掲載いたします。
こんにちは!玉木健二と申します。
キャリアコンサルタント・FP・心理相談員などの資格を活かし「仕事・くらし・心」の支援ができるよう、パラレルキャリアの活動を始めています。
「パラレルキャリアって何?」と時々聞かれますが、「本業と社外での活動が相乗効果を生み人生を豊かにする活動だよ」と私なりに答えています。
セミナー講師などの話を時々いただきますが、条件はひとつ「ボランティア(無報酬)」。
理由は、まず勤務先に兼業制限があること。次に会社人生で一番長く、最も凹んだ時期に出会い救ってくれたキャリアコンサルタントの学び、それを実践するうえでパラレルキャリアの領域が私には最適だからです。
パラレルキャリアへの思い
「企業に入社して三十数年『〇〇会社の玉木です』と企業の自分を紹介、そこに『玉木はこんなことやっています。こんなお手伝いができます』 そんなことを伝えていければ、会社にも自分にもプラスになるはず!その思いでパラレルキャリアを続けています」と常々お伝えしています。
2枚目名刺の効果
今春まで広報部署に在籍、関係づくりのため地元マスコミをよく訪問しましたが、仕事の話題だけでは30分も持ちません。
面談先の多くは経営層や管理職層であることから、ご自身の仕事話(マネジメント、ハラスメント、キャリア等)に話題を向けたところ、出るわ出るわ(笑)。
タイミングを計りながら「2枚目の名刺」をお渡ししたところ「玉木さん面白いなぁ」、「先日部下にこんなこと言われちゃってさぁ」など、気がついたら2時間以上盛り上がっていたり、居酒屋で盃を交わしながらの延長戦も数多くありました。
パラレルキャリアのおかげで多くの人脈ができ、また東京、大阪、長崎などに転勤した方々とは、今でもこまめに連絡を取り合う友人になっています。
「プロティアンキャリア」を目指して
令和2年、私たちはコロナ禍の渦中におり、リモート勤務の導入をはじめ様々なことが猛スピードで変化し続けています。
変化に適応するには、ダグラス・T・ホールの「プロティアンキャリア」を学ぶことが有効ではないかと自身の経験から感じています。
キャリコン養成講座でこの理論に出会ったとき衝撃が走りました。
「環境変化を前提」、「個人が軸」、「心理的成功を重視」など、これからの時代は変幻自在なプロティアンキャリア!その実践のためにもパラレルキャリアの魅力をさらに伝えていきたいと考えています。
コラム著者
玉木 健二
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